創業138年 御結納司
滋賀県長浜市 結納店
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結納の歴史

歴史と背景

結納の起源は、1400年前も昔の仁徳天皇の時代に遡ります。日本書記によると、仁徳天皇の皇太子が羽田矢代宿禰の娘、黒媛を妃に迎えた時に納采を贈ったということです。これが現在の結納にあたるもので、結納に関する一番古い記録とされています。この結納の作法が実質的に整え始められたのは、室町時代の小笠原家などによってでした。当時結納は公家や武家間のみで行われ、庶民にとっては結婚式をあげる習慣すら特になかったので結納は別世界のものでした。
江戸時代に入ると裕福な商家では結納・結婚式の行事が行われるようになりました。その頃は真綿・帯地・するめ・昆布・酒などが贈られていたそうです。
一般的に広く庶民が行うようになったのは明治時代になってからです。このように庶民の生活の中に結納が根付き、普及するまでにはずいぶん長い歳月を要しました。

しかしどの時代においても結納は婚約、つまり結婚の約束として相手に贈られてきたのです。自らの願い、相手に対する誠意を示す人生の節目の儀式として、大切に考えられながら今日に至っているのです。

結納品の意味

熨斗
熨斗(のし)

熨斗はあわびの肉を長くのばしたもので「長く延ばし」は延命に通じ、長生不死の薬と言われ、おめでたい儀式、武士の出陣鎧旋のときは、祝い肴として必ず添えて祝ったものです。
また鶴(つる)は、千年の齢を保つことから長寿を願って、又、つがいの一羽が死んでも決して他の鳥と一緒にならない節操を表しています。
末広
末広(すえひろ)

末広は「すえひろがり」ともいい、先にいくほど広がるめでたいものと喜ばれます。
結納品に末広(大阪方面は白扇が多く、滋賀・湖北地方周辺は金銀が一対)をつけるのは、末長く幸せにという意味が含まれています。また亀(かめ)は、万年も長生きをし、共に急がず、休まず一歩一歩末長くしあわせを築いていくことを表しています。
松
松(まつ)

長寿を祝うと共に、一年中葉を落とすことなく青々と茂ることから、家がいつまでも栄えることを表しています。
竹
竹(たけ)

竹のようにまっすぐな成長を願い、二人で人生の節目をのり越えていくように、節度と潔白の祈りを込めています。
梅
梅(うめ)

厳しい冬の寒さに耐え、春一番に最初に花を咲かせ実を結ぶところから、忍耐と結実を願います。
高砂
高砂(尉と姥)

昔は共白髪といって白い麻をくくったものを添えていますが、関西地方では尉(おじいさん)、姥(おばあさん)の高砂人形で共に白髪になるまで中睦まじく添いとげるようにとの意味で持参します。