| |||||||
結納について |
貴芽酒とお多芽返し大津・草津・水口・湖西地方は京都の習慣とほぼ同じであるに対し、。湖北地方及び長浜周辺では結納品は、熨斗、寿恵廣、結納料、帯地料、酒肴料、結美和、高砂の七品が主流です。結納料に関しては、結納料七:帯地料二:酒肴料一の割合として贈ります。
長浜を含めたこの湖北地方は、昔から伝統を重んじる地域で、家の構造の特色も、この地域は独特です。玄関を入ると田の字型の大きなお座敷があり、その奥には「浜仏壇」と呼ばれる立派なお仏壇と床の間があります。この地方に結納を納める際には、あらかじめ先方様のおうちの構造を知っておかれた上で、結納飾りを選ばれることをお勧めします。
また彦根周辺では、熨斗、寿恵廣、小袖料、帯地料、家内喜多留料、松魚、寿留女、子生婦、友志良賀、結美和、高砂の十一品とします。近江八幡周辺では、熨斗、寿恵廣、宝金、帯地料、家内喜多留料、松魚、寿留女、子生婦、友志良賀、結美和、高砂となります。結納金は宝金に入れその一割を帯地料、家内喜多留料に分けて贈ります。大津、草津、水口周辺、湖西地方では熨斗、寿恵廣、帯地料、柳樽料、松魚料、結美和、高砂、寿留女、子生婦の九品となります。結納金は帯地料に入れ一割を柳樽料と松魚料に分けて贈ります。
貴芽酒は湖北地域に残る独特の風習で、いわば結納の前段階として、するめと酒を持って嫁方の家に参り、結納の日取りを決めることを目的としています。また、両家の初顔合わせの意味合いもあります。
もともとは、仲人が婿方で用意されたするめと酒を持って行っていましたが、最近はこの地域でも仲人をたてず、父親が持参する場合も増えてきています。
お多芽とは、お祝を御持参いただいた方にさし上げるおしるしのことで、普通「紙のもの」と「昆布のもの」を用意します。現在はそれ
ぞれ多様化し、紙のものとして、半紙、金封、レターセット、油取紙などがあり、昆布のものとしては板昆布、昆布茶、桜茶、三種の肴
などがあります。
また、彦根から南の地域では、「おうつり」として、簡単な封筒に入れた現金をお
多芽に添えます。金額は千円程度から、多くてお祝金の1割を目安にして下さい。
最近では、お多目返しとして、半紙や金封セットに添える品々のバラエティが増えてきました。 以前まで半紙などに添えてお渡しされていた昆布茶に代わるものとして、可愛らしく上品な煎茶のセットや黒豆コーヒー(上の写真・右 側)などが登場しています。 また自宅の方にお祝いを持っていかずに、式場で渡される方が増えているのも現状です。 当店では、式場でも、気持ちとしてお多芽を渡した場合に使っていただける商品を揃えております。
| ||||||